2009.09.23 LONDON earlscourt,roehampton

10月 22, 2009 4:40 pm Published by

事務所の引越し、ロンドンで展示するテーブルの引き取り、チラシの作成、、、とやらなきゃいけない事がたくさんあった旅行までの3日間。

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(この画像は塗装前の形の仕上をチェックしているところ)

あわただしく準備を進めて、前日の深夜にようやく旅行の荷物とテーブルの梱包が終わる。朋ちゃんがテキパキ手伝ってくれたので助かった。薬とか、服とか、歯ブラシとかかき集めて詰め込む。自分の荷物はリュックだけだったが、けっこう重い。もっと軽くできればよかった。こういうのは苦手だ。

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約20キロのテーブル、構造用合板t=9mmで作った梱包材、それを乗っけるキャリー、トランクと同等の荷物で運べるギリギリのサイズだ。これを朋ちゃんと二人で成田までひいひい言いながら運ぶ。
海外のトランクの扱いはひどいという話を聞いていたので、受付の人に絶対に投げないでください!とお願いして、注意を促すシールをたくさん貼ってもらう。

飛行機は12時間ほど乗った。日本を午前11時に出発して、ロンドンに着いたのが同じ日の午後15時。時差があるのでそうなるみたい。着いた頃はけっこう眠かったが、預けていた荷物が心配だったので急いで受取場へ向かう。

初めての海外旅行で、英語もさっぱりわからない。場所を示す案内も読めない。(意味がわからない)人に聞いても英語で言われるとわからない。なんだか周りの男たちがスリに見える。ビクビクしながら身振り手振りと人の流れに乗ってなんとか受取場に行く。
荷物はたくさんシールを貼られていて、無事だった。設営するためのドライバーやスパナやビスも届いてた。ここからは一人で運ばなければならない。1week passを買えと言われていたので、ヒースロー空港の地下鉄改札で「1week pass!」と単語のみで購入し、地下鉄に乗り込む。ここはエスカレーターがあったので良かったが、会場のあるEarls court駅にはエスカレーターが無かった。
階段を一段ずつ、泣きそうになりながら運んでいるとロンドン人が話しかけてきた。スリか!と思ったけど、よく聞いたら手伝おうか?みたいな事を言ってるようだった。なのでお願いして、手伝ってもらった。階段を登り終えるとウインクをして、親指を立てながら「Good luck!」と言って去っていった。外国に来たんだなーと思った。(モデルのような人だった)

ちょっと早く会場に着いたので、案内の人はおらず、ブースも前述の通りからっぽでなぜかゴミだらけ。とりあえず予約していたホステルに行こうと思って、テーブルをブースに置いて、ホステルへ向かう。


(会場のアールズコート)

予約していたホステルは、たぶんロンドンで一番安いんじゃないかと思う。一晩1500円だ。外観は綺麗なのだが中はプリズン・ブレイクのようだった。中国人や黒人も居て、なにやら英語ではない言葉が飛び交っている。レモネードを飲みに行かないか?とパーマ頭の白人が言ってきたが断った。チェックインではデポジットで15ポンド預けろ!みたいな事を言ってたので言うとおりにした。


(ホステルの階段)

父の友人がロンドンに住んでおり、着いたら連絡を入れると言っていたので公衆電話からかけようとするが、なぜかコインが入らない。入れても落ちてくる。もしくは入れて、繋がらないがコインも戻らない。電話すらできないのか。。。と愕然とし、この先の不安を感じる。その後、壊れているのかな?と思い、他の公衆電話を試すと使えた。

とりあえず19時に会場へ行って設営しなくてはならない旨を伝え、荷物も無くなり軽くなったのでロンドンの町をぶらぶらしてみる。歩いている人皆がモデルに見える。歩きタバコしてる人が多い。みんなタバコはポイ捨てしてる。東京だと怒られるので少し新鮮だった。


(ロンドンのまちをぶらぶら)

19時に会場行くと、同じブースで展示をするイバラキさんとオカベさんが来ていた。あと、案内をしてくれる方も来ていた。ブースの装飾はパネル以外一切無く、後は全て実費でお願いします。と言われる。日本にいるうちに言ってくれれば、何か準備が出来たのだが。。。今回のテーブルは影が綺麗に出るので、照明を持ってくれば良かった。(会場でつけてもらうと80ポンドかかるのでケチった)

設営後、父の友人S木さん宅へバスで向かう。ロンドンの交通機関は便利で、地下鉄もバスも同じパスで乗れる。オイスターカードというSUICAみたいなチャージして使うカードだ。デポジットで3ポンド取られるが、払い戻してくれる。大体一日5ポンドぐらいで乗り放題だった。


(オイスターカード)

言われたバスの停留所がわからず、乗り過ごしてしまったようなのでとりあえずROEHAMPTON LIBRARYという所で降りてみる。なんだかガラの悪そうな人がたくさんいた。セックスピストルズの映画に出てきそうなカップルに1ポンドカツアゲされ、怖かったのでS木さんに迎えに来てもらう。

S木さん宅は動画があります。

ホステルにバスで戻り、なんだか疲れたのでシャワーを浴びてすぐ寝た。

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一日目 石川町→成田→ヒースロー→アールズコート(9,700km)

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